やりたいこと やらねばならないこと

やりたいことがあるのに、やらねばならないことを優先しようとして、とてもモヤモヤしている。

子供のころからそうだ。 僕は、宿題ができない。

いつも期限ギリギリだ。

これは、宿題に限らず、予定に関する全般の行動に共通している。

友達と会う予定や、服を買いに行きたいなと自発的に生じたものについてもだ。 服についても世間体の目という周りの意思による受動的なものであるし、 友達と会うのが億劫なのも、自分の本心なんだろうか。

まぁ、自分の人間性について、掘り下げてもしょうもないので、 ともかく、自分のコントロールし行動する方法を模索したいと思う。

方法1 報酬

行動する動機として、報酬を設定する。 これは、一般的な方法に思える。

しかし、この方法は自分にとってどうしても適用できない。 仮に、1億円の報酬で、仕事をしてくれと言われたとしても、 1億円より魅力的な報酬に意識を支配されるだろう。

私にとって報酬とは、今自分がやりたいことそのものであり、 それ以上の報酬はないのだ。

この方法が適用できるのであれば、私はとうの昔に名誉欲などにより、出世街道を歩んでいるはずだ。

方法2 瞑想

自分が欲求に捉われるのは、当然欲求が存在しているからだ。 僕は、欲求を消滅させるために、思考を空っぽにしてみた。

目を閉じ、何も考えず、数分間瞑想する。 あれもこれもと脳内に溢れている欲求を遮断した後、 次の行動のみ想像する。

うん。これは、上手くいった。 次の行動がそれ以外なければ、その行動しかすることがない。

その日の仕事は、わりとやるべきことだけに集中することができた。

しかし、行動しているうちに、ふつふつと欲求が湧き出そうとしている。 僕は、これを冷静に遮断する。

例えば、飲み物が飲みたいなと思った時、 その瞬間、問答無用で思考をシャットアウトする。

仮に、「これが終わった後、飲み物を飲もう」と報酬を定めようものなら、 条件など無視し、飲み物を飲むという行為に支配されるからだ。

世の中には、集中している人がたくさんいる。 彼らは、欲求というのが存在していないのだろうか。

ともかく、僕にとって集中するという行為は、労力がかかる行為のようだ。